2019-20シーズンのFA杯ではチェルシーを撃破して頂点に立ち、先日行われたコミュニティ・シールドではリヴァプールを撃破してタイトルを手にしたアーセナル。
アーセナルは昨年12月よりミケル・アルテタにチームの指揮を任せてきたが、そこからチームはリーグ戦でもリヴァプールを撃破し、FA杯の方でもマンチェスター・シティ、チェルシーを撃破して頂点に立った。
いわゆるプレミアTOP6と呼ばれる強豪クラブ相手にも、結果を出せる自信がついてきたのではないだろうか。
新シーズンにリーグ戦のトップ4へ入るには、ライバルとなる強豪クラブを直接対決で撃破するしかない。それには、彼らに勝てるとの自信が必要だ。
英『Evening Standard』によると、アルテタも選手たちからはコミュニティ・シールドでリヴァプールに勝てるとの自信が漂っていたと振り返っている。その空気感はドレッシングルームにいても分かったようで、プレミア王者リヴァプールにも恐怖心はなかったという。
「トレーニングが再開して選手が戻ってきた時、言い訳のようなものは聞こえなかった。ドレッシングルームにいた時、選手たちがリヴァプールに勝てると信じていると感じたよ。選手たちは恐怖を感じていなかった。選手たちはトロフィーを獲得できると信じていたんだ。そして最初の1分から勇気とパッションを見せてくれた」
「トロフィーが欲しいなら、過去数シーズンのように多くの失点をしてはいけないと分かっている。とはいえ攻撃面では、もっと多くのことをやらないといけない。リヴァプール戦では正しく成長していると証明された場面がいくつかあった。守備はソリッドで、我々を崩すのは難しい」
2019-20シーズンのアーセナルは8位でフィニッシュする悔しい結果を味わうことになった。本来許されるような順位ではないが、これをどこまで上げられるのか。アルテタの下で伸びるアーセナルの逆襲に期待したい。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号は、欧州4大リーグのシーズンレビュー。コロナ禍の混乱があったものの、新たな若手が躍動したり、新指揮官が辣腕を振るったりと見所満載だったシーズンを、業界屈指のライター陣が振り返ります!
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/