マンU史上“最も過小評価”されている2人は 「マケレレにも劣らなかったはず」

かつてマンUで活躍したハーグリーブス(左)とキャリック(右) photo/Getty Images

バイエルンからやってきた男をベタ褒め

マンチェスター・ユナイテッドの歴史上、最も過小評価されていた選手は誰か。おそらく、人によって答えは様々かもしれない。しかし、クラブOBである元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、現役時代に共にプレイした中でもかなり過小評価されていると感じる選手が2人いるという。

その選手とは、かつてマンUの中盤を司ったMFオーウェン・ハーグリーブスとMFマイケル・キャリックだ。ポッドキャスト『grahamhunter.tv』のインタビューに登場したファーディナンド氏は、この2人の実力について次のように自身の考えを述べている。

「ドイツでオーウェンが示した影響力を知っていたから、彼とプレイするのは非常に楽しみだったよ。オーウェンは規律を重んじるし、持っている情報も多い。備えている能力に対して、かなり過小評価された選手だったと思うな。怪我さえしなければ全盛期の(クロード・)マケレレにも劣らなかったはずだ。彼はそのレベルにいたよ。本調子にならシャットアウトを連発したはずさ。当時チームで最速のスピードを誇っていたし、守備は非常にソリッドだったよ」
「マイケル・キャリックもオーウェンと同様だね。彼らはチームのために何をすべきかを知っていたんだ。人々はキャリックに関してタックルをしないと言っていたけれど、彼にはその必要がなかった。読みが非常に素晴らしく、私も彼の後ろでコーチングすることはほとんどなかったよ」

キャリックに関してはここ最近で「過小評価されている」との声も高まってきたが、ファーディナンド氏がより推しているのはハーグリーブスの方か。マンUでは怪我に泣かされた印象も強いが、万全の状態なら怪物級の守備職人だったと同氏は手放しで称賛している。

ファーディナンド氏が認めたディフェンスモンスター。はたして、怪我がなければハーグリーブスはどこまでファンからの評価を獲得していたのだろうか。想像してみるのも面白い。

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