アザールを超えるレアル“No.1新戦力”に チーム支えた左サイドの守備職人

レアルのメンディ photo/Getty Images

マルセロに代わる守備要員に

昨夏の移籍市場でレアル・マドリードが狙った目玉選手は、チェルシーFWエデン・アザールだった。

クリスティアーノ・ロナウドが退団してから固まっていなかった左ウイングを任せるべく、お得意の札束攻勢でアザールをマドリードへ迎え入れたのだ。

しかし、アザールは怪我などもあって満足なシーズンを過ごせなかった。期待していた20%程度しか実力を発揮していないと言えよう。
そんなアザールに代わり、スペイン『MARCA』が今季最高の新戦力だったと名指ししたのはリヨンから獲得したDFフェルランド・メンディだ。

左サイドバックを本職とするメンディには、そこまで大きな期待がかけられていたわけではない。

そもそも当初はマルセロ、セルヒオ・レギロンがいることを考えれば左サイドバックの補強は必要なのかとの疑問もあった。

しかしレギロンがセビージャにレンタル移籍し、メンディはマルセロとの一騎打ちにも勝利。左サイドバックのポジションを我が物とすることに成功した。

マルセロに比べると地味だが、そのぶん守備は安定している。今季のレアルは堅守が1つの武器となっていたが、それに左サイドバックのメンディが貢献していたのは間違いない。メンディこそが今季最高の新戦力との評価はサポーターも納得するはずだ。

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