今季イングランドで30年ぶりとなるリーグタイトルを掴んだリヴァプール において重要な役割を果たしたのが、右サイドバックを担当する21歳DFトレント・アレクサンダー・アーノルドだ。
DFでありながら、優れたチャンスメイカーとしてレッズの攻撃を支えた同選手。彼の積極的な攻撃参加がなければ、リヴァプールが今季優勝できたかはわからなかった。そう言っても過言ではないほどに、A・アーノルドのパフォーマンスは傑出していた。
そんな今や“世界最高級SB”の評価を確立したA・アーノルドが、自身のプレイヤーとしてのレベルを引き上げたチームメイトの存在を明らかにしている。21歳のプレイメイカーがその才能を開花させた裏には、チームで主将を務める男の尽力があったようだ。
「ヘンド(ジョーダン・ヘンダーソン)の存在は大きかったよ。僕はあまり人と話す方ではなかったから、他の若い選手たちと交流を持つことはあまりなかったんだ。だけど、そんな僕のような選手がチームで過ごしやすいように、彼は周囲の加入を整えてくれた。そして、ピッチの上でもヘンドは僕がミスを恐れないようにするのに尽力してくれたのさ。彼のおかげで僕はボールを要求することを怖がらなくなったんだ。リスクを恐れないようになったことで、僕はより優れた選手になることができたと思っているよ」
A・アーノルドが自身の成長の舞台裏についてこのように語ったことを英『talkSPORT』が伝えている。今季はピッチ上でのパフォーマンスでもリヴァプールの優勝に大きく寄与したヘンダーソン。しかし、彼が優勝に貢献したのは何もそのプレイだけではなかったようだ。
ヘンダーソンの手助けもあって順調にスターへの階段を駆け上がったA・アーノルド。今度は彼自身がヘンダーソン役としてを後輩たちをサポートしていきたいところだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/