ルカク&ラウタロ操る“天才パサー” インテルで見えてきたエリクセン爆発の時

インテルのエリクセン photo/Getty Images

再開後に好パフォーマンス

21日にセリエA再開後の初戦でサンプドリアと対戦したインテルは、ロメル・ルカク&ラウタロ・マルティネスのゴールによって2-1の勝利を収めた。

首位ユヴェントス追走へ大きな勝ち点3だが、大きいのは結果だけではない。再開後はMFクリスティアン・エリクセンへの称賛が増えているのだ。

トッテナムから今冬に移籍してきたエリクセンは移籍当初こそ思うようにフィットしていなかったが、リーグ戦より先に行われた16日のコッパ・イタリア準決勝2ndレグ・ナポリ戦ではコーナーキックから直接ゴールを記録。
今回のサンプドリア戦にも先発出場してアシストを記録しており、エリクセン個人としてもまずまずのリスタートを切ったのではないか。

伊『Inter TV』でお馴染みのコメンテーターであるロベルト・スカルピーニ氏も1月とは違うプレイヤーに見えたと称える。

「彼は1月とはまるで異なる選手に見える。彼はコンテの要求を理解しなければならなかったが、すでにチームを引っ張っている。ナポリ戦でもブロゾビッチより多くの距離を走っていた」

インテルの中盤はステファノ・センシを除けば、創造性溢れるタイプの選手が限られている。エリクセンがフィットすれば攻撃の幅が広がるのは間違いない。

首位ユヴェントス追走へ冬の新戦力・エリクセンがキーマンとなるのか。

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