2018年夏、アーセナルはフランスのロリアンから独特なヘアスタイルが特徴のMFマッテオ・グエンドウジの獲得を決めた。
サポーターも最初は誰だと思ったはずだが、グエンドウジは1年目からチームにフィット。移籍金は700万ポンド程度とされており、安価で実力者を引き抜けたと高い評価を受けることになった。
そこで英『Daily Star』は、次なるグエンドウジは誰かと特集を組んでいる。今フランス国内でプレイしており、すぐにイングランド・プレミアリーグで戦えるだけの実力を持つお値打ち価格のプレイヤーをリストアップしているわけだ。
1.マラング・サール(ニース/DF/21歳)
当時のグエンドウジに比べれば、サールは有名な方だろう。フランスの世代別代表でプレイしてきた実績があり、以前から移籍市場でも何度か名前が挙がってきているセンターバックだ。
今季もリーグ・アンではファイナルサードへ1試合平均4.33本のパスを出しており、足下の技術も評価されている。1試合平均のインターセプト数も2.29回を記録するなど、アグレッシブなDFをお求めのクラブは狙ってみてもいいだろう。
必要な移籍金は1800万ポンド程度と紹介されており、現代の感覚ならば高額の部類には入らない。同メディアも賢い補強になるはずとプッシュする。
2.イムラン・ルーザ(ナント/MF/21歳)
守備的MFから攻撃的MFまでこなすルーザについて、同メディアは投資するだけの価値がある才能と評価する。守備面では1試合平均3.13回のボールリカバリーを記録しており、ハイテンポなプレミアのスタイルにも適応できるのではと考えられているようだ。
ナントとの契約が2024年まで残っているため、移籍金は1000万ポンド以上は必要と見られている。
3.ヤシン・アドリ(ボルドー/MF/19歳)
パリ・サンジェルマンの下部組織で育った攻撃的MFのアドリも、欧州の複数クラブが目をつけている逸材だ。
残念ながらパリではポジションを確保できなかったが、昨年に移籍したボルドーではまずまずのスタートを切っている。
今季もリーグ戦では1000分程度しかプレイしていないものの、その中で3得点3アシストを記録。プレミアリーグでその才能の可能性を花開かせることが出来るのではと同メディアも期待している。必要な移籍金は630万ポンド程度と紹介されている。
いわゆるNEXTグエンドウジと呼べる掘り出し物を見つけられるのか。若手有望株が集まるフランスにプレミアのクラブも熱視線を送っているはずで、グエンドウジに続く大ヒット選手の獲得が期待されている。
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