リヴァプールが試したい“3人”の実力者 交代枠増加で実現する来季への準備

リヴァプールの南野 photo/Getty Images

優勝確定と同じくらい大事なミッション

リヴァプールにとって、ここから始まる終盤戦は非常に重要な意味を持つ。リーグ優勝を確定させることはもちろんだが、求められるのは来季への準備だ。

プレミアリーグも再開後の選手への負担を考え、5人交代制に合意している。英『Evening Standard』は、この交代カード増加ルールを上手く使えば来季への準備が整えられると主張する。

その中で注目選手に挙げられたのは、若いMFカーティス・ジョーンズとFWハーヴェイ・エリオット、そしてFW南野拓実の3人だ。
ジョーンズとエリオットに関しては、戦力になるかを見極めるチャンスとなる。中盤ではアダム・ララーナ、右のウイングではジェルダン・シャキリが今夏に退団する可能性が高いと見られており、彼らはその代役候補となる。来季の戦力になるかをチェックするうえで5人交代制は大きい。

南野の場合は、チームスタイルに適応するための重要な期間になると考えられている。モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノらを休養させるなら、その時は南野の出番だ。来季にはその体制を完璧に整えておく必要があり、終盤戦のうちに結果が欲しい。

リヴァプールはライプツィヒFWティモ・ヴェルナー獲得レースにも敗れたと考えられているため、余計に南野への期待は大きい。指揮官ユルゲン・クロップが5人交代制をどう活かしてくるのか。リーグ制覇が確実視されているリヴァプールでは、すでに来季へ向けた準備の話が増えてきている。

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