あのクリバリと“ほぼ同等” 冨安健洋の「推定移籍金」が凄い

ボローニャで存在感を放つ冨安 photo/Getty Images

セリエA・DF部門で7番目に高額

スイスのサッカー関連調査機関『CIES FOOTBALL OBSERVATORY』が、欧州5大リーグでプレイしている選手の「推定移籍金」をランキング形式で発表。ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の衝撃の推定移籍金が明らかとなった。

昨夏の移籍市場で、ベルギーのシント・トロイデンからイタリアのボローニャへ移籍した21歳の冨安。ここまでセリエA20試合に出場しており、早くもチームに欠かせない存在となっている。主に右サイドバックを務めてきたが、センターバックやサイドハーフも任されるなど、ユーティリティ性も発揮しており、今季セリエAでブレイクを果たした若手のひとりとして注目を浴びている。

こういった活躍もあり、ビッグクラブへのステップアップの噂もチラホラ聞こえてくるが、『CIES FOOTBALL OBSERVATORY』が年齢や残りの契約年数なども含めて様々なアルゴリズムをもとに、冨安の推定移籍金を算出。その金額は、なんと3320万ユーロ(約40億円)となった。
これはセリエAのDF部門の中で、マタイス・デ・リフト(1億470万ユーロ)、ミラン・シュクリニアル(4970万ユーロ)、ジャンルカ・マンチーニ(4320万ユーロ)、アレックス・サンドロ(3750万ユーロ)、ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(3570万ユーロ)、カリドゥ・クリバリ(3380万ユーロ)に次ぐ7番目だ。今回の推定移籍金を取り上げた伊『Tutto Bologna Web』も「CIESがトミヤスをセリエAで最高の選手のひとりとして評価した」と綴っている。

サッカー大国のイタリアでも自身の力を証明して見せたが、冨安は現在21歳とサッカー選手としてはまだまだ発展途上。今後のさらなる成長とステップアップに期待だ。

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