マンCの“ヤングスター獲り”は終わらない ターゲットとなる7人の実力者

アヤックスのハンセン(左) photo/Getty Images

若手有望株を続々チェック

16歳ながらU-23ペルー代表でのプレイ経験がある右サイドバックのクライバート・アギラール、U-17ブラジル代表の一員として昨年のU-17ワールドカップを制した同じく右サイドバックのヤン・クート(17歳)と、ここ最近のマンチェスター・シティは若手ハンティングに力を入れいている。

しかし、まだ終わる気配はない。他にもマンCが目をつけている若手が数多くいるのだ。英『90min』が数名リストアップしているが、いずれも実力者ばかりだ。

1.ソンチェ・ハンセン(アヤックス/FW/18歳)

前述した昨年のU-17ワールドカップにて、6ゴールを決めて大会得点王に輝いたのがU-17オランダ代表FWハンセンだ。すでにエールディヴィジでもデビューしており、同メディアはマンCにてFWセルヒオ・アグエロの後継者候補になると伝えている。

マンCに限らず、ビッグクラブがU-17ワールドカップ得点王を放っておくはずはない。争奪戦は避けられないだろう。

2.チアゴ・アルマダ(ベレス・サルスフィエルド/FW/19歳)



アルマダは若手界の中でもかなり有名になってきている。マンチェスター・ユナイテッドも獲得に強い関心を示しているようで、アルゼンチン産の才能を巡ってマンチェスター・ダービーとなる可能性が噂されている。

アルマダ本人はマンCの方に思い入れがあるようだが、すでにベレス・サルスフィエルドで出番を得ているアルマダを引き抜くのはどちらか。



3.ファクンド・ペリストリ(ペニャロール/FW/18歳)



ウルグアイの名門ペニャロールでのパフォーマンスにより、ウイングを主戦場とするペリストリも有名な存在となってきた。レアル・マドリードやニューカッスルからの関心も噂されているようだが、同メディアはマンCが獲得レースをリードしていると伝えている。

174cmとサイズはないが、ボールを持てば仕掛ける積極性を持っている。この攻撃への強いこだわりはウルグアイらしいタレントと言えるか。



4.クリストフェル・アイェル(セルティック/DF/22歳)



ティーンエイジャーではないが、アイェルもターゲットの1人となっているようだ。すでにセルティックでは有名な存在で、196cmものサイズを誇るノルウェー代表のセンターバックだ。

サイズの割にスピードへの対応も可能で、タックルも上手い。足下の技術にも定評があり、上手く育てることができればワールドクラスのセンターバックとなるかもしれない。

5.ブルーノ・フックス(インテルナシオナル/DF/20歳)



ブラジルの世代別代表でプレイする190cmのセンターバック、フックスもターゲットの1人となっている。この選手は昨年行われたトゥーロン国際大会にブラジル代表の一員として出場しており、決勝では日本代表とのPK戦を制して頂点に立っている。何かと国際大会で結果を残しているブラジル若手軍団の1人というわけだ。

6.ヴィニシウス・アウグスト・トビアス(インテルナシオナル/DF/16歳)



こちらもブラジルからのタレントだ。またまた新たなヴィニシウスが出てきた印象だが、トビアスは右サイドバックの選手だ。サイドバックながらトリッキーなドリブルを駆使した攻撃参加を武器としており、そのドリブルはアタッカーさながら。サイドバックに攻撃力を求めるマンCに合う人材か。

他にもマンU、レアル・マドリードなどが18歳を迎える時まで追いかけていく考えだという。

7.エドゥアルド・ミチュ(パリ・サンジェルマン/MF/17歳)



パリのアカデミーで技を磨くミチュは、中盤を本職とするパサーだ。パリの先輩であるマルコ・ヴェッラッティ、さらにはアンドレス・イニエスタとの比較まであるとか。まだまだ華奢ではあるが、ヴェッラッティのように中盤からロングボールで一気にチャンスを生み出すことを得意としているようだ。


まだまだトップチームでプレイしていない選手も多いが、若手の才能を見極めるには数年単位のスカウトが必要となる。すでに水面下では争奪戦がスタートしているケースもあるのだろう。今回紹介されたうち何人の選手がマンCへやってくるのか、数年後の動きが楽しみだ。

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