スウェーデン代表の指揮官を務めるヤン・アンデション監督が、母国の未来を担うと期待の若手MFへの大きな期待を明らかにした。
2016年に母国を離れ、16歳ながらイタリア挑戦を決断したスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキは、アタランタの下部組織へ入団し、2019年1月にトップチームデビュー。今季はパルマへレンタル移籍し、武者修行を行うことになった。すると、ここまでセリエA23試合に出場して5ゴール7アシストの大活躍を見せ、大ブレイクを果たしたのだ。その結果、昨年11月にスウェーデン代表デビューを飾り、今冬の移籍市場ではユヴェントスへのステップアップを果たした(シーズン終了までパルマへのレンタルは継続)。
そんな中、伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたアンデション監督が、来季以降ユヴェントスでの活躍が期待されるクルゼフスキについて言及。まだ同選手を一度しか招集したことがないため、「デヤンは長い間、我々と一緒にいるわけではないが……」と前置きをしつつも、次のように語っている。
「彼はすでに、大きな可能性を秘めていることを示している。一緒懸命に努力しているし、すばしっこい。もし彼がこれを続けていくことができれば、今後何年間もスウェーデン代表を牽引することとなるだろう。監督は常に、複数の役割をこなせる選手を高く評価する。彼の戦術的な進化を見られるのが楽しみだよ。現時点でも、ウインガーとしてパーフェクトだと思うけどね」
「クルゼフスキはサッカーのために人生を捧げており、努力している。彼が急上昇している理由を見つけるのであれば、これが理由だろう。彼はまだ若いし、ユヴェントスで活躍できることを願っている。代表監督としては、トップチームでプレイする選手を望んでいるからね。彼はユーヴェのシステムで本当に成長できると思う」
はたして、クルゼフスキはユヴェントスでも活躍することができるのか。まずはイタリアの絶対王者で、定位置を確保したいところだ。
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