来季からアーセナルへ加入するサンテティエンヌのDFウィリアム・サリバは、いずれ世界最高級センターバックとして称賛されるまでの選手に成長するか。育成年代から同選手を見てきた指導者の評価が、ファンにとってはワクワクするものとなっている。
昨夏アーセナルと契約を交わしたものの、今季は1年間のレンタルという形でサンテティエンヌでのプレイを続けているサリバ。若いながらも確かな実力を備えているという前評判もあって、アーセナルのファンは今からこの19歳の合流を待ちわびていることだろう。期待値は高い。
そんな中、サリバに関してさらにアーセナルファンを興奮させる評価を与えた人物がいる。サンテティエンヌで育成年代コーチを務めるファビオ・フランスコーニ氏だ。同氏はU-12,U-13時代にサリバを指導した人物。そんなフランスコーニ氏がサリバに自身がかつて指導した選手の姿に重ねている。その選手とは現在レアル・マドリードでレギュラーを務めるフランス代表DFだ。
「私はラファエル・ヴァランのことも指導したことがあるんだけど、ウィリアムは彼のことを思い出させるよ。どちらも幼い頃からクリーンにボールを奪い取るテクニックを備えていたんだ。まさかここまで成長するなんて、とても誇りに感じているよ。落ち着き、成熟度、正確性はどれも素晴らしい。期待してしまうね」
サンテティエンヌのクラブ公式サイトのインタビューにて、フランスコーニ氏はこのように語っている。どうやら、ユース時代のサリバとヴァランにはいくつか似通った点があったようだ。
来季アーセナルのCB争いに殴り込みをかけるサリバ。はたして、この若手実力者はガナーズでどれほど素晴らしい選手に成長するのだろうか。いずれヴァラン級の選手となれば、アーセナルにとってこれほど嬉しいことはないはずだ。
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