ラツィオ“守備の要”が恐れる3名のFW リーグ屈指の守備職人を困らせるのは

ラツィオ守備陣を束ねるアチェルビ photo/Getty Images

「機敏で、テクニカルで、フィジカルが強い」

ACミランやサッスオーロなどでのプレイを経て、2018年夏よりラツィオに在籍しているイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ。今季ここまでセリエAで全試合に先発出場している彼は、2019-20シーズンに同リーグで快進撃を披露するラツィオで守備陣の要となっている。そんなアチェルビが今まで対峙した中で最も厄介に感じたアタッカーは誰なのか。本人がファンからの質問に答えている。

的確な判断力を活かしたカバーリング能力を武器にラツィオ守備陣を牽引しているアチェルビ。データサイト『Sofa Score』によると、2019-20シーズンのセリエAで同選手が対峙した選手に許したドリブル突破はたったの4回。これは今季リーグ戦20試合以上に出場しているDFの中で4番目に少ない数字だ。一見、セリエでは敵なしのようにも思えるアチェルビだが、そんな彼にも苦手意識のあるアタッカーというのは少なからずいるようだ。アチェルビは現在のリーグ戦中断期間を利用して自身のInstagramでファンからの質問を募集しているのだが、その中で自身が厄介に感じたセリエAのFWを3名挙げている。

「僕がこれまで対峙して最も苦しんだ相手は誰かって? イブラヒモビッチ、イグアイン、ジェコの3人かな。彼らはとても機敏で、テクニカルで、そして何よりフィジカルが強いんだ」
アチェルビが苦手としたのはミランのズラタン・イブラヒモビッチ、ユヴェントスのゴンサロ・イグアイン、そしてローマのエディン・ジェコの3名だ。鋭い出足からインターセプトを連発しているベテランDFだか、少しルーズなパスでもスッポリとボールを収めてしまう彼らのような“9番"への対応には苦戦を強いられている様子。どれほど自身の読みが優れていようとも、個の力が突出している選手たちを完封するのは難しいということなのだろう。

自身が厄介に感じるセリエAのFWを明かしたアチェルビ。しかし、マッチアップするとなればこれらの選手を返り討ちにするのが彼の仕事だ。今後アチェルビがこの3名が所属するチームと対戦する際には、彼らが繰り広げるバトルにフォーカスして試合を観戦するというのも面白いだろう。

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