無観客開催のイタリアダービー ユーヴェ指揮官が明かした“キーポイント”とは

今季からユヴェントスの指揮官を務めるサッリ photo/Getty Images

両サイドが試合のカギか

8日、延期されていたセリエAの第26節が行われる。同節で注目を集めているのが、今季のスクデット争いを大きく左右するであろう現在暫定2位ユヴェントスと同3位インテルのイタリアダービーだ。この一戦を前に、ユヴェントスの指揮官を務めるマウリツィオ・サッリが意気込みなどを語っている。

世界中で猛威を振るい、イタリアでも感染者が急増している新型コロナウイルスにより、無観客で開催されることとなった今回のイタリアダービー。ファンがスタジアムにいない少々寂しい伝統の一戦となるが、両チームにとって負けられない戦いであることには変わりない。

クラブの公式チャンネルのインタビューに応じたサッリ監督も「2つのクラブの歴史や名声を考えると、これはセリエAで最も権威のある試合だ。今季のリーグ順位でも上位を維持してきたしね。直近2回の移籍市場を経て、インテルは我々と同じようにスクデットの最有力候補のひとつとなった。魅力的な試合になることを期待しているよ」と語った。
さらに、試合のキーポイントについて「対戦相手の戦い方を見ると、戦術的に難しい試合になるだろう。インテルは幅を使ってプレイするので、我々に問題を引き起こさせる可能性があり、両サイドを悩ませる能力も持っている。我々の目的のひとつは、ピッチの半分(相手陣地)でボールをしっかり維持すること。明日はいつも以上に重要なこととなるだろう」と明かしている。

ユヴェントスにとって苦手とするサイドの守備と高い位置でのポゼッションが、勝敗のカギとなりそうだ。はたして、ユヴェントスはインテルを撃破し、前人未到の9連覇へ向けて再び首位に返り咲くことができるのか。

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