中国では133分に1ゴールの脅威 マンUのイガロ獲得はパニックバイではない

マンUに加わったイガロ photo/Getty Images

すでに獲得は正解との意見も

マーカス・ラッシュフォードが負傷してピンチに陥ったマンチェスター・ユナイテッドは、1月にFWオディオン・イガロの獲得を決断した。

この判断に驚いた人も多いだろう。イガロはナイジェリア代表でもプレイしてきた選手だが、ビッグクラブで活躍した経験はない。しかも2017年からは欧州を離れて中国でプレイしていた選手だ。そんなストライカーがマンUで通用するのかと疑問を抱いたサポーターもいたはず。

ただし、イガロの獲得は想像以上にヒットしている。ここまで6試合に出場して3得点を奪っており、MFブルーノ・フェルナンデスとともに早々からチームにフィットした。
英『Manchester Evening News』もイガロの実力を称えている。何より中国では長春亜泰、上海申花の2クラブで計72試合46ゴールと見事な成績を記録。中国では手がつけられない点取り屋となっていたのだ。

数字で見ると、中国では1試合平均3.44本のシュートを打って133分に1ゴールのペースでネットを揺らしていた。この積極性はマンUでも変わらず、同メディアはその姿勢がゴールの可能性をアップさせていると分析している。

ラッシュフォードやアントニー・マルシャルらとはタイプも異なり、シンプルにボールをはたいてペナルティエリア内でチャンスを待つストライカーだ。現在のマンUにはいなかったタイプのストライカーであり、獲得は正解だったのかもしれない。

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