オーウェン以来の“3シーズン連続”20ゴール リヴァプールで完成されたサラー

リヴァプールのサラー photo/Getty Images

3シーズン連続のプレミア得点王も見えてくる

ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーの3人で構成されるリヴァプールの攻撃陣は極めて豪華だが、その中でも英『90min』が「最も重要な選手」と絶賛するのがサラーだ。

サラーは2017-18シーズンにプレミアリーグだけで32得点を挙げており、その頃に比べると今の得点ペースはやや鈍い。それでもサラーがユルゲン・クロップ率いるリヴァプールの中心にいるのは間違いない。

7日のボーンマス戦でもサラーは先制点を記録し、これで今季全てのコンペティションを合わせた得点数は20に達した。サラーは2017-18、2018-19シーズンに続いて3シーズン連続での20得点を達成したことになる。
リヴァプールでは元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが2000-01シーズンから3シーズン続けて達成して以来の記録で、サラーはオーウェン以降では最も安定感がある点取り屋と言っていいのかもしれない。

現在サラーはリーグ戦直近5試合で4得点と調子を上げており、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのアトレティコ・マドリード戦でも期待がかかる。

今季リーグ戦の得点数も16点となり、得点ランク1位のレスター・シティFWジェイミー・バーディとアーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤンとは1点しか差が離れていない。サラーには3シーズン連続でのプレミア得点王獲得の可能性も残されており、終盤戦でさらにペースを上げられるか注目が集まる。

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