ドルトムントはベテランDFと来季以降も共にあれ 提示される“4つ”の理由

今季でドルトムント在籍10シーズン目を迎えたピシュチェク photo/Getty Images

今季限りで現行契約が満了

現在ブンデスリーガのドルトムントではFWアーリング・ハーランドやFWジェイドン・サンチョといった若手の活躍が目立っているが、彼らには頼れるベテランがいるということも忘れてはいけない。今季で在籍10シーズン目を迎えた34歳のDFウカシュ・ピシュチェクだ。

絶対的な存在でこそないものの、試合に出ればベテランらしい渋いプレイで観衆の心を掴むピシュチェク。しかし、同選手とドルトムントの現行契約は今季終了時に満了を迎える。34歳のピシュチェクがドルトムントでの時間を終える時間は近いか。現地でもその見方は強まっており、クラブは後釜としてパリ・サンジェルマンのベルギー代表としてDFトマ・ムニエを狙っているとの報道もなされている。

しかし、独『Revier Sport』はピシュチェクが来季以降もドルトムントに必要な人材だと強く主張している。それは4つの理由からだ。

得点こそ許したものの、PSG戦でピシュチェクはネイマール相手にも怯まなかった photo/Getty Images

・チームの象徴


まず1つ目はピシュチェクがすでにチームの象徴と呼べる存在となっていることだ。在籍10シーズンはDFマルセル・シュメルツァーに次ぐチーム2番目の長さ。「黒と黄色の血が流れている彼の代わりを探すのは現代サッカーにおいて難しすぎる」と、同メディアもクラブのDNAを理解した選手をまた一から育てなければなくなることを懸念している。

・パフォーマンス


一時はかなり衰えが見えたかのように思われたピシュチェクだが、ここ最近は身体を張ったプレイで窮地を救う場面も散見される。リーグ戦前節フライブルク戦で見せたシュートブロックや、得点こそ奪われたがPSG戦で披露したネイマール封じ。まだまだチームに貢献することはできるだろう。また本職の右SB以外に、3バックのどこでもこなせるユーティリティ性は今後もドルトムントを救うはずと同メディアは考えている。

・経験値の高さ


そして、やはり経験値の高さは外せない理由だ。現役引退の時期が近づいていることは本人も理解しているところだが、ドルトムントのような若いチームにとって彼のようなベテランの存在は貴重。ピッチ内外でリーダーシップを発揮する34歳は、良き手本として若い選手たちにスピリットを注入してくれるはずだ。

・ハキミ退団時の代役


現在、ドルトムントで右WBのレギュラーを務めるアクラフ・ハキミはレアル・マドリードからレンタルしている選手。本人もレアル復帰を望んでいるようで、来季以降もチームに残る可能性はそれほど高くないと言える状況だ。前述したようにクラブはムニエの獲得を目指しているようだが、彼は他クラブも狙う注目株。絶対に確保できるとは言い難く、仮に確保できたとしてもチームにフィットできるかはわからない。保険としてピシュチェクを残すのは悪くない手と言えるだろう。

ピシュチェク本人の意思もあるだろうが、少なくともドルトムントが来季以降も彼をチームに残るメリットはある。はたして、35歳のベテランDFは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。今後の動向に注目だ。

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