デ・リフト、15歳まではDFじゃなかった 意外な過去を告白

今季からユヴェントスでプレイするデ・リフト photo/Getty Images

MFとしての経験が今に活きる

ユヴェントスに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフトが、意外な過去を明らかにした。

現在20歳のデ・リフトは母国の名門アヤックスの下部組織出身で、2016年11月に17歳ながらトップチームデビュー。すると、その直後から徐々に出場機会を増やし、翌2017-18シーズンには完全にレギュラーに定着した。さらに、2018-19シーズンにはクラブ史上最年少(19歳)でキャプテンに就任。同シーズンはチームを国内2冠へ導いたほか、チャンピオンズリーグでもベスト4入りの躍進に大きく貢献している。

こういった活躍もあり、デ・リフトには多くのビッグクラブが興味を示したが、同選手が新天地に選んだのはユヴェントスだ。今季からイタリア絶対王者の一員となると、ここまで公式戦25試合(リーグ戦は19試合)に出場している。加入1年目ということもあり、序盤戦では不安定さを露呈させることもあったが、負傷により長期離脱を余儀なくされたDFジョルジョ・キエッリーニの穴を埋めて見せたのだ。
年齢から考えてもまだまだ発展途上で、ユヴェントスの将来を担うDFとして期待されているデ・リフト。そんな若き逸材がUEFA公式サイトのインタビューに応じた際、「実は、僕は15歳まで司令塔としてプレイしていたんだ。中盤でたくさんプレイし、ゴールを決めたりアシストしたりもしたよ」と告白した。

そして、DFにコンバートされた経緯について「チームの人たちが僕のキャリアを考えたとき、センターバックとしてプレイした方が良いだろうといってきたんだ。当初は『DFとしてプレイするのは好きじゃない』と思っていたが、今ではMFとしてプレイしていたことが助けになっていたことにも気づいたよ。このポジションチェンジには満足している」と明かしている。

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