敏腕代理人がマンU指揮官に噛みつく ポグバを巡る激しい舌戦

ポグバやイブラヒモビッチなど、多くの有名選手を顧客にもつライオラ氏 photo/Getty Images

他に心配すべきことがあるんじゃないか

マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバを巡って、指揮官と敏腕代理人が激しい舌戦を繰り広げている。

2016年夏にユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドへ復帰し、今季で4シーズン目を迎えたポグバ。今季はたび重なる怪我に悩まされており、出場した試合はわずかに「8」と、苦しいシーズンを送っている。さらに、近年も移籍市場が開かれるたびにその去就に注目が集まってきたが、こういった状況もあってか再び移籍話が過熱しており、様々な噂が飛び交っている状況だ。

そんな中、先日ポグバの代理人を務めるミーノ・ラオイラ氏が同選手について「彼にとってイタリアは我が家のようなもの。ユーヴェに戻るのも悪くはないと思っているだろう」などと発言。一方で、マンUの指揮官を務めるオーレ・グンナー・スールシャール監督も「ポールは我々の選手で、ミーノの選手ではない。あの代理人に言葉を選んで話すように伝えてくれ」と反論していた。
さらに、この発言に対してライオラ氏が再び反応。自身のTwitterを通して「ポールは私のものではないが、スールシャールのものでないのも確か。ポールはポール・ポグバのものだ。スールシャールがポールを彼の囚人だと言い出さないことを願っているよ。スールシャールは私が言ったことに対してコメントする前に、言われたことの内容について自分自身でもっと理解するべきなんだ」など述べた。

さらに「スールシャールは様々な理由でイライラし、現在いくつかの問題を混乱させているのかもしれない。スールシャールには他に心配すべきことがあるんじゃないかな。少なくとも私が彼だったらそうするだろう」ともコメント。思うように戦えていない“スールシャール・ユナイテッド”のチーム状況に対して噛みつくような発言も行っている。はたして、この舌戦はどのような結末を迎えるのだろうか。

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