マンチェスター・ユナイテッドは現在、オーレ・グンナー・スールシャール監督の下で長期的な再建を迫られている。その計画の一環として、今冬同クラブは中盤にスポルティングからポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを補強。試合を動かすプレイメイカーを確保した。
しかし、マンUは司令塔タイプの選手としてもう1人のMFも確保しに動くべしと、これまで様々なプレミアクラブを率いたニール・ウォーノック氏は主張する。そのMFとは、今季アストン・ヴィラで輝きを放っているジャック・グリーリッシュだ。
先月には世界的な名将として知られるマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督をして、「彼はすごいね。創造性が高く、天才的な選手だよ」と言わしめたグリーリッシュ。そんな24歳の逸材をマンUは来夏確実に確保せよと、ウォーノック氏は英『talkSPORT』に対して次のように述べている。
「ジャックは成熟しきった選手だ。マンUにとって、素晴らしいサインになると思うよ。(エリック・)カントナのようにマジカルな選手だ。このヤングスターはすぐにチームへフィットするだろうね。少し派手な選手だから、監督によってはそれについて少し考えるかもしれない。でも今彼がアストン・ヴィラに果たしている貢献を見てほしい。彼はすべてを持っているんだ。同じポジションでプレイする別の選手と比べても、ジャックは何もないところからゴールを生み出すことができる。彼にボールを渡すだけで、チームはうまく回り始めるんだ」
グリーリッシュの才能は、かつてマンUで「キング」と称されたレジェンドにも匹敵すると主張したウォーノック氏。チャンスメイカーにとっては、最高級の賛辞と言えるだろう。
ウォーノック氏がマンUに猛プッシュしたグリーリッシュ。はたして、この24歳は来季どこでプレイすることとなるのだろうか。ゲームメイク、ドリブル、ミドルシュートといった能力はどれも高水準。それだけに加入となれば、彼はマンUの中盤にさらなる創造性をもたらしてくれるはずだ。
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