“新たな才能”がトッテナムの最終ラインを救う ユーティリティすぎる20歳

トッテナムで頭角を現すタンガンガ photo/Getty Images

本職はCBの若き守備者

トッテナムで新たな才能が開花しようとしている。20歳のDFジェイフェス・タンガンガだ。

現地時間12日に行われたリヴァプール戦でプレミアリーグデビューを飾ったタンガンガ。先制点を献上してしまった場面ではリヴァプールFWロベルト・フィルミーノの鮮やかな身のこなしに翻弄されてしまったが、それ以外の部分では試合を通して安定したパフォーマンスを披露。何度かチームの窮地を救い、右SBや後半途中から任された左SBの位置でも落ち着いた対応を見せた。プレミアデビュー戦は上々の出来だったと言っていいだろう。

そのプレイが認められ、タンガンガは続くFAカップ3回戦のミドルズブラ戦でも右SBとして先発起用された。ここでも安定したプレイを披露し、この20歳の評価はトッテナムファンの間で着実に上がってきている。モウリーニョ監督もこの試合後、「彼はもう将来を心配するような少年ではない。トッププレーヤーの1人であることをピッチ上で証明しているよ」とタンガンガのことを大絶賛。この2試合で彼はトッテナムに欠かせない選手となりつつある。
そんなタンガンガがトッテナムで任されるポジションについて語っている。本職はCBの同選手。まだ若いとはいえ、SBとして起用される現状についてどう感じているのだろうか。

「しばらくの間右SBはやっていなかったけれど、監督が必要とするからにはそのポジションをやり遂げようと思うよ。その位置だけでなく、左SBや守備的なMFもね。今のところ快適に過ごすことができているよ。監督に求められることをこなすのは気持ちがいいんだ。これからもチームのために働きたいね」

タンガンガがこのように語ったことを英『THE Sun』が伝えている。本職で出場できなくても今のところ不満はないようだ。チームのためにできることをするまで。この20歳は素晴らしいメンタリティで試合に臨んでいる。

モウリーニョが見出した新たな才能。はたして、タンガンガはこれからどのような選手に成長していくのだろうか。トッテナムに現れた新星DFからは今後も目が離せない。

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