チームメイトだろうがお構いなし “闘犬”ガットゥーゾの珍エピソード

ナポリの新指揮官に就任したガットゥーゾ photo/Getty Images

「週末に試合があろうとも……」

カルロ・アンチェロッティ前監督の解任を受けて、12日にナポリの新指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督。この監督就任を機に、元チームメイトが同監督の現役時代のおもしろいエピソードを明かしている。

現役時代はその激しいディフェンスから「闘犬」の異名をとったガットゥーゾ氏。そんな同監督に関する過去の逸話を明かしたのは、グラスゴー・レンジャーズ時代にチームメイトだったアリー・マッコイスト氏だ。同氏によると、当時のガットゥーゾ監督はその熱すぎる性格ゆえに周囲の同僚を少しばかり困らせていたようだ。英『talkSPORT』のインタビューに対して、マッコイスト氏は次のように語っている。

「ガットゥーゾはすごい闘争心を持った男だったよ。私が一緒にプレイした中であんな選手はいない。アンビリーバブルだったね。みんなが抱いているイメージそのままで、彼は練習中もプレイするんだ。たとえ週末に試合があろうとも、彼は大鎌のようにボールを刈り取りに来る。まるでスコティッシュテリア(スコットランド原産のテリア犬)のようだったよ。だから私はガスコインに言ったんだ。『ねえガザ! 君はイタリア語を少し話せるだろう? 週末に試合があるからガットゥーゾを少し落ち着かせてくれないか』ってね」

どうやらガットゥーゾ監督はチームメイトであろうがお構いなしに、練習から全力で自身と対峙する選手を激しい守備で潰しに行っていたという。さすがは“闘犬”と呼ばれた男と言ったところか。これには、マッコイスト氏もたまらずラツィオでプレイ経験のあったポール・ガスコイン氏にこのイタリア人を鎮めるよう要請したようだ。

しかし、ガスコイン氏はどんなに頼んでも彼を止めることはなかったという。これに関して、マッコイスト氏は「頼む男を間違えた」とも話している。ストッパーの役割を拒否したガスコイン氏。当時は薬物依存の可能性も伝えられ少々デリケートな時期だっただけに、面倒事には巻き込まれたくないと思っていたのだろうか。だとしても、チームメイトからしてみればまさかの対応だ。

現役時代の珍エピソードが明らかとなったガットゥーゾ監督。はたして、この“熱すぎる”男は今季なかなか調子の上がらないナポリにその魂を注入できるか。とはいえ、トレーニングを激しくしすぎて怪我人が出ては元も子もないが……。

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