怪我で昨季のほとんどを棒に振ってしまったものの、イングランド代表MFは完全復活に手応えを感じているようだ。リヴァプールのアレックス・オックスレイド・チェンバレンが自身の現在のコンディションについて語っている。
オックスレイド・チェンバレンは2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝ローマ戦で膝の靭帯を断裂する大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされた。昨季は開幕から治療に専念し、復帰したのはシーズン終盤のプレミアリーグ第36節ハダースフィールド戦。実に1年間も戦列を離れることとなってしまった。しかし、復帰してから約半年が経過した今、パフォーマンスは負傷前のレベルに戻りつつあると本人は感じているようだ。
「以前のレベルに向けて、確実に前進しているよ。攻撃面と危険なエリアに侵入する意識が戻ってきたね。復帰後にいくつかゴールを奪ったことがその助けになっているよ。感覚を取り戻しつつある」
本人がこのように語ったことを英『The Guardian』が伝えている。オックスレイド・チェンバレンは今季ここまでクラブで公式戦4ゴール。CLでは直近2試合で3ゴールを荒稼ぎしており、手応えを感じているようだ。
そしてこの26歳は復帰したイングランド代表についても言及。ロシアワールドカップ後に新たに招集されたメンバーにも負ける気は無いと意気込んでいる。
「イングランド代表では、怪我によって大きな試合やトーナメントに参加できなかった。怪我をする直前、3月にオランダとイタリアに対してプレイした時、僕のフォームは出来上がっていた。今はそのレベルに戻っていると思うよ。僕がいない間に多くのニューフェイスが登場した。このチームが前に進むために、僕は彼らとは違う別の何かを見つけるとするよ」
現地時間14日に行われたユーロ予選・モンテネグロ戦(7-0)では、ゴールラッシュの口火を切る先制点を挙げたオックスレイド・チェンバレン。大怪我に見舞われた26歳が完全復活を遂げる日はそう遠くないだろう。
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