“ルーニー超え”など朝飯前なのか 現エース・ケインの得点ペースが異常すぎる

イングランド代表のケイン photo/Getty Images

イングランド史上最高のFWへ

今から4年前の2015年9月、FWウェイン・ルーニーがイングランド代表史上最多得点記録を塗り替えるPKを決めた。ボビー・チャールトン氏の記録を超える偉大な出来事だったのだが、そんな大記録があっさりと破られることになるかもしれない。

大先輩ルーニーを猛追するのはトッテナムに所属するFWハリー・ケインだ。イングランド代表は14日にEURO2020予選でモンテネグロ代表と対戦して7-0の大勝を収めたが、ケインはこのゲームでハットトリックを記録。代表通算得点を31点まで伸ばした。

驚異的なのはそのペースだ。ルーニーは最終的に120試合をかけて53得点の記録を残したが、ケインはまだ44試合しかプレイしていない。44戦31ゴールのペースは異常と言っていい。あと数年もすればルーニーの記録をあっさりと破ることになるはずだ。
英『sky SPORTS』がイングランド代表歴代得点記録を振り返っているが、ケインは現在イングランド代表通算得点ランク6位に位置している。5位マイケル・オーウェン(40得点)、4位ジミー・グリーブス(44得点)、3位ゲイリー・リネカー(48得点)、2位チャールトン(49得点)、そして1位ルーニー(53得点)と続いていくが、ケインのペースならば来年のEURO2020本大会が終わる頃にはオーウェンの記録くらいは抜いているかもしれない。

同メディアもケインがルーニーの記録を破るのは時間の問題と伝えており、26歳ながらイングランド史上最高のストライカーになることが既定路線のようになっている。チームメイトにもジェイドン・サンチョら優れたチャンスメイカーが揃っており、ケインはEURO2020本大会でも得点を量産してくれそうだ。

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