コートジボワールの英雄は次のステップを見据えているようだ。かつてバルセロナやマンチェスター・シティなどで活躍した元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥレが次なる目標を明かした。
現在36歳のヤヤ・トゥレは2000年に母国コートジボワールのASECミモザでプロデビューをすると、その後はオリンピアコスやモナコなどを経て2007年バルセロナに加入。バルセロナではCL制覇や2回のリーガ・エスパニョーラ優勝に貢献。2010年に移籍したマンチェスター・シティでも3回のプレミアリーグ優勝などを経験し複数のタイトルを獲得した。2017-18シーズン限りでマンCを退団して以降は、昨年9月に古巣であるオリンピアコスへ移籍。しかし同年12月に契約解除となっている。以降はフリーの状態が続いていたが、今年1月に中国甲級リーグ(中国2部)の青島黄海に加入している。
一時は現役引退の可能性も報じられたヤヤ・トゥレ。ひとまず選手生活を続けることができた同選手だが、彼にはさらなる野望があるという。それは選手兼任コーチとしてプレミアリーグに復帰すること。英『SkySports』のインタビューに登場した同選手は、これについて次のように語っている。
「選手兼任コーチはやってみたいことだ。相手のチーム次第だけどね。クラブが何を成し遂げたいかによって変わってくる。行き過ぎたアピールはしたくないけど、チャンスは与えて欲しいよ。自分の考えでは、私はあと1,2年はプレイできると思うよ」
これまでのキャリアで様々な修羅場をくぐり抜けてきたヤヤ・トゥレ。誰もが認める名選手なだけに、このベテランMFを選手兼任コーチとして迎えれば、獲得したクラブにもたらすものは大きいかもしれない。
はたして今後、ヤヤ・トゥレのこの野望は実現するのだろうか。アフリカが誇るスターの去就からはこれからも目が離せない。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/