他の選手はたった2点ずつ…… アーセナルの“エース依存”が深刻になってきた

ウルブズ戦でも奮闘したオバメヤン photo/Getty Images

オバメヤンが1人でフル稼働

アーセナルの調子がなかなか上がってこない。2日にはウォルバーハンプトンと1-1で引き分けたが、相手の方が圧倒的にシュート数が多い展開となってしまった。

現在のアーセナルで気になるのは得点部分でエースのピエール・エメリク・オバメヤンに依存してしまっていることだ。国内カップ戦やヨーロッパリーグでは他のアタッカーも得点を決めているが、リーグ戦になるとオバメヤン頼みの構図となる。

今回のウルブズ戦で得点を決めたのもオバメヤンで、先発したアレクサンドル・ラカゼットやメスト・エジル、途中投入されたFWガブリエウ・マルティネッリらに得点は生まれなかった。英『Football London』もオバメヤン依存を気にかけている。
同メディアによると、直近18試合のリーグ戦ではオバメヤンが1人で13得点も決めている。エースとして頼もしい数字ではあるものの、オバメヤンの次に多くの得点を決めているのがDFダビド・ルイス、ソクラティス・パパスタソプーロス、FWラカゼットの3人で僅か2得点ずつだ。さすがにこれは寂しいものがある。

今季当初の予定ではオバメヤン、ラカゼット、新戦力のニコラ・ペペの強力3トップで得点を量産するはずだったのだが、ペペはまだフィットしていない。ラカゼットにも負傷離脱していた時期があり、その間オバメヤンが1人でフル稼働する展開となってしまった。

アーセナルは今季リーグ戦11試合で16得点を挙げているが、これは16位アストン・ヴィラと同じ数字だ。失点が多い以上は大量得点がトップ4入りへの条件となるはずで、オバメヤン以外の選手がどこまで得点に絡めるかが今後のカギとなりそうだ。

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