連係構築へ“8言語”を操る!? インテルのエースはピッチ外でも努力していた

インテルのルカク photo/Getty Images

コミュニケーションで連係深める

インテルですっかりエースとなったFWロメル・ルカクは、サッカー界で最もインテリジェントな選手なのかもしれない。それはピッチ上でのプレイだけを指しているのではない。各リーグに適応すべく、その国の言語をしっかりと学んでいるからだ。

ルカクがセリエAでプレイするのは今季が初のことだが、インテル加入当初からイタリア語をマスターしようと努力を続けてきたようだ。先日インテルはルカクの2ゴールもあってサッスオーロに4-3で勝利を収めたが、この試合後にもルカクはイタリア語でインタビューに受け答えしている。米『ESPN』によると、ルカクはチームメイトとの連携を深めるためにも通訳を介すことなく直接話し合うことが大事と考えているという。

「チームメイトに僕のことを説明するのは重要なことだ。彼らが完璧に僕のことを理解してくれることが大切なんだ。どういうボールが欲しいのか、どこにボールが欲しいのか。DFの前か、背後なのか。それらを正確なイタリア語で理解しないといけない。言語によって細かい部分が異なるからね」
英『GIVE ME SPORT』によれば、ルカクはフランス語、英語、ポルトガル語、スペイン語、少しならドイツ語も話せるようで、計8言語ほど操るのだという。サッスオーロ戦後のインタビューでも、前線のパートナーとなっているラウタロ・マルティネスとはスペイン語で会話していることを明かしている。マルティネスと良好な関係を築いているのも、直接コミュニケーションを取っていることが大きいのだろう。

ただピッチ上での技を磨くだけではなく、よりチームとしての機能性を高めるべくコミュニケーションの部分にも気を配る。ルカクの努力する姿勢は全ての選手が見習うべきものと言えよう。



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