D・アウベスとまさかの一致 名SBエヴラが語る“メッシ以上”に厄介だった選手

エヴラとミルナー photo/Getty Images

アウベスと同じ選手を挙げる

マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントス、フランス代表などで活躍してきた左サイドバックのパトリス・エヴラは、その長いキャリアの中で多くの名選手とマッチアップしてきた。ワールドクラスのアタッカーとも激突してきたわけだが、最も厄介だった選手は誰なのか。

英『sky SPORTS』によると、エヴラの答えはやや意外だ。エヴラが最も厄介だった選手に挙げたのは、現在リヴァプールでプレイするMFジェイムズ・ミルナーだ。ミルナーはマンチェスター・シティでプレイしていた選手で、エヴラはマンU時代に何度かダービーマッチで顔を合わせている。その時の記憶が強く残っているようだ。

「ミルナーは私をイライラさせたよ。私は攻撃的なDFで攻めるのが好きだが、彼はどこへでもついてきた。何度か離れろと言ったよ。ダービーでプレイした時、私は常に彼とマッチアップしていた。メッシとは何度か対戦した。ワイドポジションで彼をマークするのは簡単とは言わないが、私は上手く対処できたよ。中央に入ってきた場合はより危険となる。右にも左にも彼は行けるからね」
エヴラが前線へ攻め上がる時、ミルナーがしつこくついてきたということだろう。攻撃的サイドバックだったエヴラは、守備のマッチアップではなく攻撃面で厄介だった選手としてミルナーの名前を挙げている。

やや興味深い一致だが、過去には攻撃的右サイドバックのダニエウ・アウベスもミルナーのことを厄介だった選手に挙げていた。アウベスも攻守両面でミルナーが面倒な選手だったと振り返っていたが、守備でも激しくついてくるミルナーはサイドバックキラーの側面があるのかもしれない。

エヴラは左サイドバックを務めてきたため、例えばバルセロナFWリオネル・メッシや元バイエルンFWアリエン・ロッベンら右サイドから仕掛けてくるアタッカーともマッチアップしている。それ以上にミルナーの方が厄介だったというのは驚きで、メッシ以上にミルナーの方に嫌な記憶があるのだろう。

ミルナーは今でもリヴァプールで重要な戦力となっており、シンプルながらレベルの高いプレイヤーだ。やはり攻守両面でハードワークしてくる相手はいつの時代も厄介ということか。

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