来冬、MF香川真司は新たに強力な相棒を手に入れることとなるかもしれない。レアル・サラゴサはスペイン期待の新星ストライカー獲得を目論んでいるようだ。
その新星ストライカーとは、バルセロナBに所属するU-21スペイン代表FWアベル・ルイス。スペイン『GOL digital』によると、サラゴサは来冬この19歳をレンタルでチームに加入させるべく動き出しているという。好調なアタッカー陣を擁している同クラブだが、ビクトル・フェルナンデス監督は有事に備えて計算できるFWの加入を望んでいると同メディアは伝えている。
サラゴサの前線は現在、香川、ルイス・スアレス、ラファエル・ドワメナが絶対的な地位を築いている。3人でここまで奪った得点数は10ゴール。これはチーム全体(14得点)の70%以上を占める割合だ。しかし、裏を返せば攻撃面をこの3人に依存しているとも言える。誰か一人でも欠ければ攻撃力の低下は否めない。指揮官の頭にはそういった懸念もあるのだろう。
A・ルイスは現在19歳。U-17からスペインの世代別代表に名を連ねている逸材だ。2017年に開催されたU-17ワールドカップでは準優勝を果たしたスペイン代表を主将として牽引。全試合に出場し6ゴールを挙げる活躍を見せた。昨季にはリーグ戦第37節ヘタフェ戦でバルセロナのトップチームデビューも飾っている。ペナルティエリア内での勝負強さはもちろんのこと、サイドへ流れての起点作りや裏抜けも秀逸な万能FW。味方を活かし、自身も活かされるタイプ。加入となれば香川と良い共存関係を築くことができそうだ。
はたして、この逸材ストライカーは冬にサラゴサへやってくるのだろうか。A・ルイスが加われば、同クラブの攻撃陣は手がつけられなくなるかもしれない。
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