アーセナルは今こそ“3バック”にすべき!? 勝率61%誇ったシステム再検討を

トップ4入り狙うアーセナル photo/Getty Images

3バックの方がバランスを取れるか

アーセナルを指揮するウナイ・エメリといえば対戦相手によってシステムを変えてくるタイプの指揮官として知られており、昨季も4バックと3バックを併用していた。しかし、今季は中盤の形を変えることはあっても4バックベースのスタイルを継続している。

英『Independent』によると、昨季リーグ戦で4バックを使用したケースが25試合、3バックを使用したケースは13試合となっていたのだが、今季は4バックが中心だ。しかし、今こそ3バックを取り入れる時ではないのか。同メディアはそのように主張する。

その大きな理由の1つは、守備が相変わらず不安定だからだ。3バックにすれば、単純にセンターバックの頭数を1枚増やすことができる。今夏にはチェルシーからDFダビド・ルイスを獲得したが、ルイスは時折凡ミスをしてしまうセンターバックでもある。その被害を防ぐためにも、センターバックの枚数を増やす案も悪くない。チェルシーでも3バックの真ん中を担当したことがあり、中央から攻撃の組み立て役になれることも強みだ。
さらに同メディアは右のセンターバックに24歳のカラム・チェンバーズをプッシュしており、同じ24歳のロブ・ホールディングも戻ってきている。ベテランのルイスを中心に、チェンバーズとホールディングが脇を固めるスタイルも悪くない。もちろんソクラティス・パパスタソプーロスも起用可能で、センターバックの頭数はそれなりに揃っている。

またウイングバックではエクトル・ベジェリン、キーラン・ティアニーの復活が近づいており、ウイングバックで起用すれば彼らの攻撃力を最大限活かすことが可能となる。

試合数に違いがあるとはいえ、昨季のアーセナルは4バック使用時の勝率が52%、3バック使用時が61%となっており、3バック使用時の方が勝率は高い。同メディアも守備にバランスがもたらされると3バック使用をオススメしており、ベジェリンやホールディングが戻ってくるタイミングで3バックに再トライするのもいい。まずは守備を安定させることがトップ4入りへのミッションとなるが、3バックをメインシステムとすべきなのだろうか。

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