CL“4年間”無敗もあったのに…… レアルが失った要塞・ベルナベウの強さ

ベルナベウでのレアルが不安定に photo/Getty Images

ホームで白星を計算できない

近年のレアル・マドリードはチャンピオンズリーグで安定した成績を残してきたが、そのベースにあったのは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの強さだ。グループステージ、さらにホーム&アウェイの戦いとなる決勝トーナメントを勝ち抜くうえでホームを要塞化できていると圧倒的に有利だ。

しかし、ベルナベウが要塞化されていたのも過去の話となりつつある。1日にレアルはホームで行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のクラブ・ブルージュ戦に臨み、2-2で引き分けてしまった。負けてはいないものの、格下のクラブ・ブルージュ相手にホームで勝ち点1は十分な結果とは言えない。

昨季はメンバーを落としたとはいえ、ホームでのグループステージ最終節・CSKAモスクワ戦を0-3で落とし、決勝トーナメント1回戦では伏兵アヤックスにホームで1-4の完敗を喫している。ベルナベウで大量失点して敗れるケースも珍しくなくなってきたのだ。

スペイン『as』が過去のチャンピオンズリーグを振り返っているが、驚異的だったのは2010年からの4年間だ。レアルは2010-11シーズンの準決勝1stレグでライバルのバルセロナと対戦し、本拠地ベルナベウで0-2の敗北を喫した。この敗北から、チャンピオンズリーグでは約4年間ベルナベウで黒星がなかったのだ。2011-12シーズンの準決勝ではバイエルン相手にベルナベウでPK戦による敗北は喫したものの、試合そのものには2-1で勝利していた。これをノーカウントとするなら、レアルは4年間負けがない。

次にベルナベウで敗れたのは、2015年の3月。ホームで迎えたシャルケとの決勝トーナメント1回戦2ndレグを3-4で落としており、これがバルセロナ戦以来となるチャンピオンズリーグでのホーム黒星だった。

また、このシャルケ戦の次に本拠地で敗れたのは2018年4月の準決勝2ndレグ・ユヴェントス戦となっている。また3年ほどベルナベウで無敗を続けていたのだ。レアルが安定して上位進出を果たせていたのは、このホームでの安定感があったからだ。それが徐々に失われてきており、今のレアルは極めて不安定だ。

11月には第1節で0-3と敗れたパリ・サンジェルマンがベルナベウに乗り込んでくる。恐らく次回はネイマールもキリアン・ムバッペも出てくるはずで、レアルにとってはグループ突破への大一番となるだろう。負けは絶対に許されず、ベルナベウを要塞化しなければならない。

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