伊代表のプレッシャーは半端ない!? ついに沈黙を破った“元セリエA得点王”

ゴール後に笑顔を見せるインモービレ photo/Getty Images

代表でのゴールは実に2年ぶり

サッカー大国復活を目指すイタリア代表で、ゴール量産に期待がかかるストライカーがついに沈黙を破った。

19日に行われたEURO2020予選・グループJの第6節で、フィンランド代表と対戦したイタリア代表。敵地での戦いながら主導権を握ると、後半に2点を奪い、2-1でフィンランドを撃破した。この結果、開幕節から破竹の6連勝を飾ったイタリアは、2位フィンランドとの勝ち点差を「6」まで広げ、首位をがっちりキープしている。

この試合で、今回のEURO予選では2度目のスタメン抜擢となったラツィオFWチーロ・インモービレ。スコアレスで迎えた59分に右からのクロスを頭で合わせ、貴重な先制ゴールを奪った。同選手がイタリア代表の一員としてゴールネットを揺らしたのは、2017年9月5日に行われたイスラエル代表戦(ロシアW杯予選)以来。2017-18シーズンには自身2度目のセリエA得点王にも輝いたインモービレだが、代表での得点は実に2年ぶりだ。
試合後、伊『Rai Sport』のインタビューで「このユニフォームを着て得点できない。これは僕にとても重くのしかかっていたよ。この2年間はたくさんのことを言われてきたけど、ただ僕は落ち着いていた。いつかこの瞬間が訪れることを知っていたからね」と振り返った。

前指揮官のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督のもとでは、出場15試合で6ゴールを記録していたこともあり、現指揮官ロベルト・マンチーニとの関係に問題があるのではないかといった噂もあった。しかし、インモービレは「人々は、監督を含めていつだった周りのことで論争を起こそうとしてきた。ただ、そこには全く問題はなかったよ」と答えている。

この調子でインモービレは、イタリア代表をEURO2020の本大会へ導くことができるのか。予選は残り4試合となっており、目覚めたストライカーの今後の活躍にも注目だ。

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