エトー、ドログバ、サラー! “アフリカ・オールタイム・ベスト11”が恐すぎる

バルセロナ時代のエトー photo/Getty Images

エトーの引退に合わせ英紙が作成

6日、カメルーンの英雄FWサミュエル・エトーが現役引退を表明した。エトーはバルセロナやインテルなどビッグクラブで活躍してきた名ストライカーで、インテルでは3冠獲得を達成するなどタイトルに恵まれたキャリアだった。

アフリカを代表する名ストライカーの引退に合わせ、英『The Sun』が作成したのが「アフリカ・オールタイム・ベストイレブン」だ。もちろん主役はエトーで、世界的な名手がズラリと顔を揃える。

GK
ヴィンセント・エニュアマ(ナイジェリア)
ナイジェリア代表で100試合以上に出場しているエニュアマは、アフリカ・ネーションズ・カップを制した経験も持っている。ワールドクラスのGKと言うのは難しいかもしれないが、アフリカらしい身体能力の高いGKだ。

DF
リゴベール・ソング(カメルーン)
サミュエル・クフォー(ガーナ)
ルーカス・ラデベ(南アフリカ)

日韓ワールドカップなど4度ワールドカップに出場したカメルーン代表DFソング、バイエルンやローマなどビッグクラブでもプレイ経験のあるクフォー、リーズ・ユナイテッドではリオ・ファーディナンドらイングランド期待の若手選手たちと一時代を築いたラデベと、最終ラインにも実力者が揃う。

MF
ヤヤ・トゥレ(コートジボワール)
マイケル・エッシェン(ガーナ)
モハメド・サラー (エジプト)
サディオ・マネ(セネガル)

中盤にはプレミアリーグで活躍した4人が揃う。今回同メディアは3バックを選択しており、現リヴァプールのサラーとマネが左右それぞれのウイングバックとなっている。かなり攻撃的なイレブンにはなるが、近年のパフォーマンスを考えると彼らは外せないだろう。

ボランチではマンチェスター・シティで長く活躍したトゥレ、チェルシーで圧倒的な運動量を武器に中盤を支配したエッシェンがコンビを組む。

FW
サミュエル・エトー(カメルーン)
ディディエ・ドログバ(コートジボワール)
ジョージ・ウェア(リベリア)

歴代最多4回のアフリカ最優秀選手賞受賞、カメルーン代表史上最多得点を記録したエトーはこのイレブンに欠かせない。ドログバもヤヤ・トゥレらと同じコートジボワール黄金世代の1人であり、チェルシーで活躍していた全盛期はDFが震え上がるほど恐ろしいFWだった。

そしてウェアだ。パリ・サンジェルマン、ミランなどで活躍した超高速ストライカーは、1995年にバロンドールを受賞している。アフリカ人選手でバロンドールを獲得したのはウェアのみとなっており、このベストイレブンから外すことはできない。

こんなイレブンが実際にあればどのような成績を残しただろうか。失点もそれなりに多くなるだろうが、この攻撃力は脅威だろう。

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