DFなのにベッカム、トッティ超えている 驚異のゴールマシーン止まらない

スペイン代表のセルヒオ・ラモス photo/Getty Images

またまた得点

5日にEURO2020予選グループステージ第5節でルーマニア代表と対戦したスペイン代表は、敵地で2-1の勝利を収めた。スペインはこれでグループ5連勝となったわけだが、その立役者は間違いなくDFセルヒオ・ラモスだ。

ラモスの貢献は守備だけではない。今回のEURO2020予選で目立つのは、ラモスの得点力だ。ここまで第2節のマルタ戦を除けば全試合でラモスが得点を記録しており、今回のルーマニア戦でも前半29分にお得意のPKから先制点を記録している。

基本的にはPK、セットプレイからの得点となるが、とにかくラモスは勝負強い。米『ESPN』によると、今回の得点でラモスの代表通算ゴールは21点目となり、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ、元フランス代表FWフランク・リベリ、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらの得点数を超えているという。
さらにスペイン代表内でも、ラモスはミチェル氏と並んでスペイン代表通算得点ランキング10位に入っている。上位を見てみると1位が現ヴィッセル神戸FWダビド・ビジャ(59得点)、2位ラウール・ゴンザレス(44得点)、3位フェルナンド・トーレス(38得点)と続いており、さすがに上位はストライカーの選手が多い。

ラモスが次に目指すのは代表通算30得点だろうか。30得点に乗せることができれば、4位ダビド・シルバ(35得点)に次ぐ5位に入ることができる。現5位はラモスと同じディフェンスリーダーだったフェルナンド・イエロで、29得点を記録している。残り8点ならば、ラモスが超えてくる可能性も十分に考えられる。あくまで本職は守ることだが、代表で驚異のゴールマシーンとなっているラモスは得点数まで話題になる特別なDFなのだ。

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