スアレス、ロッベンらに続け! フローニンヘン新たな大ヒットの名は“堂安律”

フローニンヘンからPSVへ向かう堂安 photo/Getty Images

オランダメディアがフローニンヘン出身の名手を振り返る

今夏のアタッカー獲得を目指していたオランダの強豪・PSVは、ボーナスを含め1000万ユーロの移籍金でフローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律の獲得を決めた。

フローニンヘンといえば、これまでも実力者を輩出してきたクラブだ。そこに堂安も名を加えることになり、オランダ『Dagblad van het Noorden』が改めてフローニンヘンからステップアップを果たした選手たちを振り返っている。

まず堂安は計1000万ユーロの移籍金で売却されたわけだが、この1000万ユーロという数字は2007年夏にハンブルガーSVへ売却されたスウェーデン代表FWマルクス・ベリと並ぶフローニンヘン史上最高額と紹介されている。堂安について同メディアは直近の大ヒットと伝えており、フローニンヘンが輩出したビッグな才能の1人に数えられている。
他には2007年夏に750万ユーロの移籍金でアヤックスへ向かった現バルセロナFWルイス・スアレス、2014年夏にシュツットガルトへ600万ユーロで売却された現フランクフルトMFフィリップ・コスティッチ、2012年にトゥエンテへ550万ユーロの移籍金で売却された現アヤックスFWドゥシャン・タディッチ、2002年に430万ユーロでPSVに売却された元オランダ代表FWアリエン・ロッベン、2013年にセルティックに300万ユーロで売却された現リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクらがフローニンヘン出身プレイヤーだ。

こうして振り返るとフローニンヘンは恐ろしいほど豪華なタレントを輩出してきており、堂安も彼らワールドクラスの選手たちに続くことが期待される。PSVからさらに上のレベルにステップアップするのが理想的だが、オランダの超名門へと羽ばたいた堂安はどこまで成長できるか。

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