29日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ抽選会。死の組となったバルセロナ、ドルトムント、インテル、スラヴィア・プラハのグループFを中心に見所満載だが、注目すべきは死の組だけではない。昨季と同じ対戦カードが実現したグループもあれば、師匠VS弟子のような構図となったカードもある。
スペイン『MARCA』がいくつか注目ポイントを紹介しているが、これらも絶対に見逃せないゲームだ。
・レアル・マドリードVSパリ・サンジェルマン
グループAではスペインとフランスの銀河系軍団が激突することになったわけだが、同メディアが気にかけているのは退団を希望しているとされるレアルのGKケイロル・ナバスのことだ。ナバスの行き先候補にはパリが挙がっており、いきなりの古巣対決となる可能性がある。ティボー・クルトワVSナバスの戦いが実現するのも面白い。
・クリスティアーノ・ロナウドVSジョアン・フェリックス
グループDもなかなか難しい組み合わせとなっており、ユヴェントス、アトレティコ・マドリード、レヴァークーゼン、ロコモティフ・モスクワが同居している。優勝候補の一角であるユヴェントスの実力が抜きん出ているものの、アトレティコにはベンフィカから加わったクリスティアーノ・ロナウド2世とも呼ばれるFWジョアン・フェリックスがいる。ロナウドとフェリックスの激突も非常に楽しみだ。
・またリヴァプールVSナポリ
リヴァプールとナポリは昨季もグループステージで同組だったが、今季も揃ってグループEへ入ることになった。昨季ほど難しいグループではないものの、昨季はナポリを指揮するカルロ・アンチェロッティが巧みなリヴァプール封じを披露してきた。再び面白い戦術バトルが繰り広げられるはずで、こちらも興味深い。
・パコ・アルカセル&アレクシス・サンチェスVSバルセロナ
死の組となったグループFでは、バルセロナがかつての同僚アタッカーと顔を合わせることになる。バルセロナでは結果を残せなかったが、ドルトムントではすっかりエースとなっているアルカセル、そしてインテルへのレンタル移籍が決まったサンチェスも元バルセロナの選手だ。サンチェスもマンチェスター・ユナイテッドでは大苦戦していたが、その実力は本物だ。バルセロナとしては、かつてクラブに所属していた選手たちにやられるシナリオだけは避けたいところ。
果たしてグループステージではどんなドラマが生まれるのか。スタートは9月17日からだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/