武藤嘉紀の発言は“監督批判”!? 英メディアは疑問「監督に最も不要なもの」

ニューカッスルの武藤 photo/Getty Images

ノリッジ戦後に苦戦したと率直な意見

ニューカッスルに所属する日本代表FW武藤嘉紀の意見は、指揮官への戦術批判だったのだろうか。1-3で敗れた先日のノリッジ・シティ戦後に武藤が口にした言葉が注目を集めている。

武藤はノリッジ戦に67分から出場したものの、ゲームは全体的にノリッジのペースだった。武藤も試合後に「非常に難しかったです。孤立していると感じましたし、常に3、4人の相手に囲まれていましたから。FWとして非常に難しいですし、チーム全体でも苦労しました。これを変えたいですね。2敗を受けて僕たちは状況を変えたい」とコメントしており、ノリッジ・ペースで進む試合の中で武藤が苦戦していたのは間違いない。

ニューカッスルがチームとして苦戦していたのは事実なのだが、英『HITC』はこの率直すぎるコメントを問題視している。指揮官スティーブ・ブルースへの戦術批判と受け取ることもでき、今すべき発言ではないと苦言を呈しているのだ。
同メディアは「武藤のコメントはニューカッスルの戦術への批判と取ることができ、今ブルースが最も不要としているものだ。ブルースはプレシーズンでの武藤のパフォーマンスについて非常に印象的だったと口にしていたが、武藤のコメントは一体感を証明すべき今の時点では見当違いに見える」と伝え、タイミングがまずかったと捉えている。

開幕から連敗を喫している時点で、ニューカッスルが上手くいっていないのは間違いない。ブルースの戦術が正しいものと感じているサポーターも少数だろう。武藤の意見は的を得ているが、あまりに直球すぎたか。FWのポジションを確保するうえでも武藤のコメントはプラスにならないと同メディアは考えているようで、今後ブルースが武藤とどう向き合っていくのか注目される。

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