31日に行われたアウディカップ・3位決定戦でトルコのフェネルバフチェに勝利を収めたレアル・マドリード。カリム・ベンゼマがハットトリックを決めるなどそれなりに見応えのあるゲームではあったが、スコアは5-3だ。決してスマートな戦いとは言えないだろう。
スペイン『MARCA』も失点数を気にしている。レアルは7月のインターナショナル・チャンピオンズカップではバイエルンに1-3、アーセナルと2-2、アトレティコ・マドリードには3-7と複数失点が続いて1分2敗だった。さらにアウディカップではトッテナムに0-1で敗れ、今回フェネルバフチェに何とか5-3で勝利。
合わせるとレアルは直近5試合で16失点を喫していることになる。同メディアは1試合平均3.2点の失点だと批判しており、プレシーズンマッチとはいえ少々気になる数字だ。プレシーズンマッチだからの一言で済む問題なのか、それとも昨季からの悪い流れが続いているのか。サポーターが不安を抱えているのは間違いない。
同メディアは今夏コパ・アメリカを戦っていたブラジル代表MFカゼミロの合流に期待している。カゼミロが中盤の底に入ることで守備は引き締まるはずで、カゼミロがいなければ守備が脆くなることは今回のプレシーズンマッチで十分に伝わっている。
指揮官ジネディーヌ・ジダンは現状をどう分析しているのか。17日のセルタ戦からリーグ戦がスタートするが、そこでの複数失点スタートは許されない。
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