現在イタリアとサンマリノで開催されているU-21欧州選手権は、若きスター選手が集結する注目のコンペティションだ。しかし、全てのU-21プレイヤーが参加しているわけではない。すでにA代表に召集されている者もいるため、今回のU-21欧州選手権は回避している選手も存在するのだ。
ではそうしたA代表に召集されている選手も合わせると、最強のU-21チームはどの国になるのだろうか。英『GIVE ME SPORT』がいくつかの国を特集しているのだが、恐ろしいのはイングランド代表、フランス代表、ドイツ代表の3チームだ。
・イングランド代表
GK
ディーン・ヘンダーソン
DF
トレント・アレクサンダー・アーノルド
ジョー・ゴメス
フィカヨ・トモリ
ベン・チルウェル
MF
デクラン・ライス
デル・アリ
ジェイムズ・マディソン
FW
マーカス・ラッシュフォード
ジェイドン・サンチョ
タミー・アブラハム
このうちネーションズリーグの方に召集されていたのがアーノルド、ゴメス、チルウェル、ライス、デル・アリ、ラッシュフォード、サンチョの7人だ。本来ならばこの7人を今回のU-21の方で起用することも可能となる。最強に近いチームと言えるのではないか。
・フランス代表
GK
アルバン・ラフォント
DF
バンジャマン・パヴァール
リュカ・エルナンデス
イブラヒマ・コナテ
ダヨ・ウパメカノ
MF
タンギー・エンドンベレ
マッテオ・グエンドウジ
ホッセム・オーアル
FW
キリアン・ムバッペ
キングスレイ・コマン
ムサ・デンベレ
ロシアワールドカップ制覇をサイドバックの位置から支えたパヴァールとエルナンデス、A代表の方に召集されていたエンドンベレ、コマン、そして何と言ってもムバッペが入ってくる。バルセロナのウスマン・デンベレも候補者で、フランスもさすがに豪華だ。
ドイツ代表
GK
アレクサンダー・ニューベル
DF
ルーカス・クロスターマン
ヨナタン・ター
ティロ・ケーラー
ベンヤミン・ヘンリクス
MF
マフムード・ダフード
マキシミリアン・エッゲシュタイン
ユリアン・ブラント
カイ・ハフェルツ
レロイ・サネ
FW
ティモ・ヴェルナー
最終ラインからボランチにかけては大きな変化がないが、前線はさすがに豪華だ。サネ、ヴェルナーらはEURO2020予選の方で今月プレイしており、ワールドクラスのタレントなのは間違いない。
仮にU-21の選手をフルに召集できるとすれば、来年の東京五輪でこれに近いチームを見ることも可能になる。日本代表にとっては悪夢の布陣だが、ファンにとってはたまらないイレブンと言えよう。
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