2試合連続で採用した日本代表の新システム 森保監督も3バックに手応え

親善試合の2連戦で3バックを試した森保監督 photo/Getty Images

2試合目の方がいい形を出せた

日本代表は9日、『キリンチャレンジカップ2019』でエルサルバドル代表と対戦。この試合でスタメンに抜擢された永井謙佑の代表初ゴールを含む2ゴールの活躍もあり、日本が2-0でエルサルバドルを撃破し、令和初白星を手にしている。

試合後のインタビューに応じた森保一監督は、トリニダード・トバゴ戦に続いて、エルサルバドル戦でも採用した3バックの新システム(3-4-2-1)について「1試合目よりも2試合目の方が、チームとしてもいい形を出せたのかなと思っています。攻撃の形では、1試合目でもチャンスは作れましたが、仕留めるというところが今日はできて、結果に結びつけることができたのは、選手にとっても、チームにとっても自信になると思います」とコメント。この新システムに対して、ある程度手応えを感じているようだ。

そして、得点シーンについて。3バックに入った冨安と畠中のスルーパスが得点の起点となったが、森保監督は「DFラインから組み立てをするビルドアップをして、そこから前線の攻撃に繋げていく部分を選手たちがよくチャレンジしてくれたと思います」と選手たちへ賛辞を送った。さらに、A代表デビューを飾った久保建英についても「良いプレイをしてくれたと思う」と話している。
新システムはまだまだ発展途上だが、今後のさらなる進化に期待だ。今回の2連戦から大幅にメンバー変更をして、コパ・アメリカへ臨むこととなるが、南米の強豪国を相手に3バックを採用するのか。森保監督の采配にも注目が集まる。

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