スタメン落ちにサラーは不満も、文句を言える立場にない? 開幕から4ゴール2アシストと渋い成績に英メディアは「不思議に思う人は誰もいない」

リヴァプールでプレイするサラー photo/Getty Images

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スタメン落ちも仕方がない成績か

開幕から思うように調子が上がらないリヴァプールでは、昨季までエースだったFWモハメド・サラーの出番が減少している。指揮官アルネ・スロットはリーグ戦直近3試合ともサラーをベンチスタートとしており、そのうちウェストハム戦とリーズ戦は1分も出番を与えなかった。

これにサラーの不満は爆発し、メディアに不満をぶちまけていた。しかし、今のサラーがスタメンにふさわしくないのは事実だろう。昨季の活躍は見事だったが、今季はリーグ戦でも4ゴール2アシストとペースが鈍い。エースと呼ぶべきか微妙な成績だ。

英『Football365』は不満を言える状況ではないとサラーに苦言を呈する。
「一部のサポーターや評論家たちはなぜ彼がスタメンから外されないのだろうと疑問に思いながら今季の半分を過ごしてきたし、ウェストハム戦でスロットが彼を外したことを不思議に思う人は誰もいない。今季のサラーの調子はまるで期待はずれで、昨季終盤も調子を落としていた。最高の状態にあった頃から、本当に長い時間が経ってしまった。サラーがスタメンから外れた3試合を見ても、ウェストハム戦はガクポとイサクのゴールで勝利。もっと楽に勝てたかもしれない。続くサンダーランド戦ではチームが苦しむ中でサラーが後半より出場したが、状況を変えることは何も出来なかった」

「サラーはしばらく時を待つべきだった。ベンチから出場し、試合の流れを変えるほどの決定的なインパクトを与えるまでだ」

今季はドリブルで相手をかわすことにも苦労しており、右サイドから違いを生み出せていない。これが一時的なものなのか、33歳を迎えた年齢的問題によるものなのか、少なくとも現時点ではスタメンにふさわしいとは言えないだろう。

サラーがメディアに不満を述べたこともあってか、リヴァプールは9日に行われるチャンピオンズリーグ・インテル戦のメンバーからサラーを外している。一部ではクラブとサラーの関係を修復するのは難しくなっているとの見方もあるが、このままサラーと別れることになるのだろうか。



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