チェルシー復帰も噂されるが
今冬、チェルシーからアトレティコ・マドリードにレンタルで加入したFWアルバロ・モラタ。チェルシーが補強禁止処分を受けることが濃厚となっていることもあり、イングランド再挑戦の可能性も噂される。しかし、本人は残留を切望しているようだ。
モラタは契約さえなければ、今すぐにでもアトレティコに完全移籍したいことをスペイン『MARCA』に語っている。「今夏チェルシーに戻るのか」と問われた彼は、次のように回答した。
「アトレティコにいたいのは明らかだ。このクラブを離れるということは僕の頭の中にはないよ。できるだけ早く解決したい。ここにいて幸せだ。人々が僕を愛してくれる限りこの場にとどまりたい。このクラブに幸せを見出したんだ。それ(完全移籍)が僕次第だったら、とっくにそうしているよ。でも契約がある。何も手出しはできない。でも、そうなるように最善を尽くすよ」
本人も自身の去就について、早期解決を願っている。モラタは12歳から15歳まで、アトレティコの下部組織に在籍していた。その後はレアル・マドリードに移ったものの、心の中にはずっとアトレティコへの愛が存在し続けていたのだろう。
とはいえ、FWゴンサロ・イグアインが不調に終わったチェルシーが簡単に引き下がるとは思えない。はたしてこのスペイン人FWは、来季もアトレティコにとどまることはできるのか。交渉は難航しそうだ。