プレミア“得点効率”トップ10 今季優秀だったストライカーは誰だ!

得点王を獲得したマネは得点効率も高水準を記録した photo/Getty Images

1位はシュートの上手なあの選手

今季のプレミアリーグ得点王は、リヴァプールのモハメド・サラーとサディオ・マネ、そしてアーセナルのピエール・エメリク・オバメヤンの3人が獲得した。22得点という数字はここ数年で見るとやや少ないかもしれないが、素晴らしい成績だ。

純粋な得点数で他を上回った彼らが、ハイレベルなストライカーであることは間違いない。しかし「最高のストライカー」について議論するとなれば、いかに少ないチャンスで得点できたかも考慮する必要があるだろう。英『Daily Mail』は、今季放ったシュート本数に対して、得点効率の良かった選手トップ10を紹介している。

10位 カラム・ウィルソン(ボーンマス/21.5%/14得点/65本)
8位 ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド/21.8%/12得点/55本)

8位 アジョセ・ペレス(ニューカッスル/21.8%/12得点/55本)

7位 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ/22.1%/17得点/77本)

6位 ジェイミー・バーディ(レスター/22.8%/18得点/79本)

まずは10位から6位。ビッグ6以外のチームに所属している選手もいる中、ロメル・ルカクやラヒーム・スターリングは順当にランクイン。その評判に違わぬ実力を示した。しかし、中でも注目すべきは6位のジェイミー・バーディか。レスターでエースの座に君臨し続けるバーディは、高い得点効率を記録している。“ビッグ6キラー”と称されるのは、劣勢に立たされていても、少ないチャンスで決めきる能力を有しているからか。

5位 ジェルダン・シャキリ(リヴァプール/23.1%/6得点/26本)

4位 ピエール・エメリク・オバメヤン(アーセナル/23.4%/22得点/94本)

3位 グレン・マレー(ブライトン/24.1%/13得点/54本)

2位 サディオ・マネ(リヴァプール/25.3%/22得点/87本)

1位 アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド/25.6%/10得点/39本)

そして、いよいよトップ5。4位のオバメヤンと2位のマネは、このランキングでも上位に。彼らの能力に疑いの余地はないようだ。彼らがシュートを打てば約4本に1本はゴールとなる計算。味方としてはとても頼りになる選手と言えよう。

1位に輝いたのはアントニー・マルシャル。そのシュート技術はピカイチだ。問題はシュートを打つまでのプレイか。改善されれば、得点量産となるかもしれない。

意外な選手から定番まで名を連ねた今回のランキング。得点数とあわせて見ると、今季のプレミア「最高のストライカー」はマネと言えるだろうか。しかし、チームによって求められる役割やプレイスタイルはそれぞれ。今後も議論は続きそうだ。

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