ユヴェントスは“チームの核”放出も覚悟? BBCの後継者確保は茨の道か

マルキーニョスとのトレード要員として名前の挙がったピャニッチ photo/Getty Images

ブラジル代表DF獲得は困難か

これまでは「BBC」という強力なユニットを抱え、鉄壁の守備を誇ってきたユヴェントス。しかし、その一角であるアンドレア・バルザーリが今季限りでの引退を決断した。残ったジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチは、それぞれ34歳と32歳。ともにいつ衰えがきてもおかしくなく、最終ラインの世代交代は急務と言える。

今季は24歳のダニエレ・ルガーニも奮闘したが、彼だけでは枚数が足りない。マルティン・カセレスも急場しのぎで獲得した選手だ。この現状を打破するために、ユヴェントスはパリ・サンジェルマンの25歳を狙うようだ。

伊『calciomercato』によると、ターゲットとなっているのはPSGのブラジル代表DFマルキーニョス。獲得には最低でも6000万ユーロが必要とされるが、ユヴェントスはボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチとのトレードも辞さない構えだという。
チームの核とも言えるピャニッチを手放すほどの覚悟。イタリア王者は必死だ。それもそのはず、ユヴェントスの本命だったアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、バルセロナへの移籍が目前と現地で伝えられている。彼の代わりとはいえ、マルキーニョスは絶対に確保しておきたいところだろう。

ブラジル代表DF獲得のミッションは、今後どのような展開を見せるのか。交渉は長期化しそうだ。

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