レアルに残るのは不可能 ベイルの移籍について言及した元会長

最近はベンチを温める機会も多いベイル photo/Getty Images

ジダンはベイルを必要としていない?

今夏の去就に注目が集まっているレアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルについて、かつて同クラブの会長を務めたラモン・カルデロン氏が言及している。

2013年夏にトッテナムからレアルへ移籍したベイル。加入当初はコンスタントに結果を残していたものの、近年はたび重なる怪我にも悩まされ、思うようなパフォーマンスを発揮することができず。勝負強さを発揮する場面も見られるが、今季はリーグ戦29試合に出場し、わずか8ゴールにとどまった。昨夏にクリスティアーノ・ロナウドが退団し、新エースとして期待されていたこともあり、ファンからの厳しい声も多い。こういった状況もあり、2022年6月までの契約を結んでいるベイルだが、今夏の退団は避けられないと報じるメディアも少なくないのだ。

カルデロン氏も「ベイルの今夏の退団は避けられない」と見ている人のひとりのようだ。英『BBC』のインタビューに応じた際に「ジダンは彼のことに熱心ではない。終わりを迎えそうな関係だ。あれ(今季最終戦)が彼にとってレアルでの最後の試合になったかもしれない」とコメント。さらに「ジダンが昨年退任した時、彼はロナウドをチームへ留め、ベイルを売却することが不可欠だと思っていた。ただ、レアルはそれをしないことを決めたがね。彼がここに残るのは不可能だと思うよ。コーチやファンとの関係を見ればわかるだろう。彼らはベイルがコミットしていないと思っているし、それは問題でもある。彼にとってベストは移籍することだ」などと話している。
はたして、ベイルは今夏の移籍市場で新天地を探すこととなるのか。今後の動向にも注目だ。

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