湘南、“大誤審”にもめげず 後半の猛反撃で浦和に大逆転勝ち![映像アリ]

杉岡が強烈なシュートを突き刺したが...... photo/Getty Images

前代未聞の誤審が発生

明治安田生命J1リーグの第12節が5月17日に行われ、湘南ベルマーレが浦和レッズに3-2で勝利した。

湘南が0-2とリードされて迎えた前半30分すぎに、問題が発生。同クラブのDF杉岡大暉が敵陣ペナルティアーク内でシュートを放ち、このボールが右ポストに当たった後に左側のサイドネットに突き刺さる。失点を確信した浦和のGK西川周作はすぐさまボールをセンターサークルにめがけて投げた。杉岡が蹴ったボールは明らかにゴールラインを超えていたため、正真正銘のゴールかと思われたが、ボールがラインを超えていないとみなした審判団がプレイを続行。西川が投げたボールがそのまま浦和の速攻に繋がってしまった。

得点を認めてもらえなかった湘南の選手たちは、プレイが途切れると同時に山本雄大主審や副審に詰め寄り猛抗議。同クラブの曺 貴裁監督もテクニカルエリアから飛び出して怒りを露わにするなど、場内は殺伐とした雰囲気に包まれた。このトラブルで奮起した湘南の選手たちは、その後2点のビハインドを埋めるべく捨て身のハイプレスを敢行。後半2分と34分の菊地俊介のゴールによりスコアをタイに戻すと、後半アディショナルタイムにはオーバーラップを仕掛けたDF山根視来が敵陣ペナルティエリア右隅で右足を振り抜き、逆転ゴールを挙げた。試合はこのゴールの直後に終了。不可解な判定に見舞われた湘南だが、気迫溢れるプレイで貴重な勝ち点3をもぎ取っている。
[スコア]
浦和レッズ 2-3 湘南ベルマーレ

[得点者]
浦和レッズ:長澤和輝(前半22分)、アンドリュー・ナバウト(前半25分)

湘南ベルマーレ:菊地俊介(後半2分、34分)、山根視来(後半45+4分)


参照元:youtube(ノーゴール判定の場面は1分10秒~)

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