なぜアーセナルより小さなクラブへ行くんだ? ラムジーの決断に疑問を呈すOB

かつてアーセナルのゴールマウスを守ったシーマン氏 photo/Getty Images

ラムジーの移籍に苛立つシーマン氏

アーセナルのOBであるデイビッド・シーマン氏が、来季からユヴェントスでプレイすることとなったウェールズ代表MFアーロン・ラムジーについて言及した。

2008年にカーディフからアーセナルへ移籍したラムジー。2011-12シーズンごろからチームの主力として活躍し、長きにわたりチームを牽引してきた。しかし、10年以上もプレイしてきたアーセナルとの契約が今季限りで満了を迎え、クラブ側はさらなる延長を試みたようだが、選手側が拒否。今年2月に以前からラムジーに対してラブコールを送っていたユヴェントスへの移籍が発表された。

このラムジーの決断に関して、かつてアーセナルの絶対的守護神として君臨したレジェンドのシーマン氏は、疑問に思っているようだ。英『talkSPORT』のインタビューに応じた際、「アーセナルは大好きなラムジーのことを忘れられないだろう。彼は偉大な選手だし、今もさらに良いプレイを見せている。それにも関わらず彼はここを去るつもりなんだ。だから本当に腹立たしいんだよ」と述べた。
その上で「再び同じことを言うかもしれないが、いくつか偉大な選手がアーセナルよりも大きくないクラブへ移籍するために、我々のクラブを去ってきた。私は、彼との交渉がうまくいかなかったことにイライラしているんだ。彼はおそらく、今季の(ファン)投票によるMVPを取るだろうからね」と話している。

ヨーロッパリーグ・準々決勝のナポリ戦でゴールを記録するなど、移籍発表後も目に見える結果を残しており、ラムジーの重要性が際立っている。こういった活躍もあり、OBたちは偉大なMFの退団を悲しんでいるのかもしれない。

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