ポグバへボールを届ける者を
リーグ戦では6位と苦戦し、チャンピオンズリーグでは準々決勝でバルセロナに実力の差を見せつけられたマンチェスター・ユナイテッド。来季のプレミアリーグ制覇を狙うには、即戦力の補強が必要不可欠だ。
では、どういった選手が必要となるのか。古巣マンUにアドバイスを送ったのはディミタール・ベルバトフだ。ベルバトフの補強プランは非常に分かりやすく、MFポール・ポグバを中心にチームを組み立てるものになっている。ポグバが残留することが絶対条件ではあるものの、ベルバトフが補強ポイントに挙げたのはセンターバックと守備的MFだ。
「選手たちを悪く言うわけではない。ユナイテッドでプレイしている彼らは優れた選手たちだ。だが、後方の選手は必要だと思う。どういったタイプのDFが何人必要かはスールシャール次第だが、センターバックは必要だ。彼らはそのポジションに問題を抱えている。ボールを運び、ポグバへと届けられる選手が必要だね。それと同時に、最終ラインとポグバの間に位置するMFもだ」
英『METRO』によると、ベルバトフはこのようにコメントしている。確かに今のマンUは後方からの組み立てがスムーズとは言えず、ポグバのような選手を100%活かせているわけではない。相手のプレッシャーを回避し、正確に中盤や前線へとボールを繋げるDFは必要不可欠だろう。
あとはポグバを含む主力をチームに残すことができるのか。チャンピオンズリーグ出場権を失えば状況も変わってくるはずで、今夏もマンUは忙しい夏を過ごすことになりそうだ。