主力CBの相次ぐ負傷離脱 守備の脆さを露呈させたユーヴェだが……

後半ATに同点弾を許し、肩を落とすロナウド photo/Getty Images

エースに一切の不安はない

ユヴェントスは2日、セリエA第22節でパルマと対戦した。クリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどで70分過ぎまで2点のリードを奪うも、終盤に立て続けに失点。開幕戦からの無敗記録はキープしたものの白星を取りこぼし、3-3のドローで試合終了のホイッスルを迎えた。

直近の2試合で主力CBのレオナルド・ボヌッチとジョルジョ・キエッリーニが負傷。加入したばかりのマルティン・カセレスがこの一戦でスタメンに名を連ねたが、ユヴェントスは不安視されていた守備の脆さが露呈してしまった。試合後、『DAZN』のインタビューに応じたマッシミリアーノ・アッレグリ監督も「我々は守備面が脆すぎ、いくつかミスを犯してしまった」とコメントした。

そして「必要な集中力を欠いていた。我々は当たり前のことを、当たり前のようにし続けることができない。もっと集中する必要があるんだ」と述べた上で「今日の4バックが一緒にプレイしたのは初めてだったし、センターバックをカバーすることができずに、常に1対1での対応をしなければならなかった」と明かしている。
ただ、公式戦2試合連続で勝利できなかったユヴェントスだが、エースに一切の不安はない。ロナウドはインタビューで「これがサッカーなんだ。ゴールは嬉しいけど、結果はそうではない。パルマは僕たちのミスを待っていて、最後の最後でそれをものにした。僕たちは最高のチームであり、彼らは僕らを倒すために研究している。もっと冷静でいなければならない」と話しつつも「僕らには最高の技術に、コーチやスタッフもいる。彼らを信じているし、心配していないよ。心配する必要はないんだ」と語った。

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