プレミア2部ではなくチャンピオンズリーグへ? 降格圏で大爆発する大型FW

フラムのミトロビッチ photo/Getty Images

指揮官ラニエリも絶賛

レスター・シティで奇跡のプレミアリーグ制覇を成し遂げたクラウディオ・ラニエリを招聘し、何とかプレミアリーグの舞台で生き残ろうとフラムは懸命にもがいている。しかし今もフラムは19位に沈んでおり、このままでは1シーズンでプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格してしまうかもしれない。

そんな中、英『Daily Mirror』が「チャンピオンシップではなくチャンピオンズリーグへ行くかも」と注目している選手がいる。フラム残留への希望の星であるFWアレクサンドル・ミトロビッチだ。24歳の大型FWミトロビッチはすでにリーグ戦で10得点を記録しており、苦しいチーム状況の中で継続的にネットを揺らしている。

指揮官ラニエリもチャンピオンズリーグに出場するようなビッグクラブから引き抜かれる可能性があることを認め、ミトロビッチのステップアップを望んでいる。仮にフラムがチャンピオンシップに逆戻りするようなことになった場合でも、他クラブがミトロビッチを放っておかないだろう。
「彼には今季終了までにここであと10ゴール奪えることを望んでいる。いくつかの良いクラブが動くこともね。もし15ゴール奪えば、他クラブが動くはずだよ。ここにやってきた時から私は彼が非常に優れた王者だと言ってきた。まだ24歳だよ!彼には野心もあり、トレーニングも上手くやっている。ストライカーはイングランドではファイトしないと得点は奪えないからね」

ミトロビッチは昨季途中よりフラムにレンタル移籍し、フラムのプレミアリーグ昇格に貢献。そのままの勢いで今季はプレミアの舞台でも爆発を続けている。このままチャンピオンシップに戻るのはもったいなさすぎる逸材だ。降格もあり得る苦しいチームで10得点を挙げていることは大いに評価されるはずで、多くのクラブが目をつけていることだろう。

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