「コーナーフラッグ」の引退を発表!? マンCの粋なツイートが話題

折れたフラッグを回収する審判 photo/Getty Images

レヴァークーゼンから惜別のメッセージも

マンチェスター・シティが行なった粋なツイートが大きな話題を呼んでいる。

26日に行われたFA杯・4回戦で、バーンリーをホームのエティハド・スタジアムへ迎え入れたマンC。23分に決めたガブリエウ・ジェズスのゴールを皮切りに、90分間で5ゴールを奪い、5-0の大勝を収めた。しかし、この試合で最も注目を集めたのは、ゴールした選手や無失点に抑えた選手ではなく、「コーナーフラッグ」だったのかもしれない。

開始10分、右サイドの深い位置でボールを受けたカイル・ウォーカー。タッチラインを割るかと思われたボールをスライディングしながら残すと、コーナーアークギリギリのところから中央へクロスを入れる。その際、ボールと一緒にコーナーフラッグも蹴ってしまい、フラッグが根元から折れてしまう珍事が起こった。新しいフラッグに取り替えるため、試合が一時中断し、観客からはブーイングが飛ぶ場面もあったが、無事交換が済むとスタンドから拍手が送られた。
そして、マンCはフラッグの交換を受けて、クラブの公式Twitterを更新すると、選手交代のように新たなフラッグとの交代をツイート。さらに試合後には「今日の試合で受けた負傷により、あのフラッグはエティハド・スタジアムの任務から引退することを余儀なくされてしまった。我々は悲しい」と投稿し、折れたフラッグの引退を発表たのだ。

このユーモア溢れるツイートには、1日で約1万5000件もの「いいね」が押されており、多くのファンから労いの言葉などが送られている。さらに、ブンデスリーガのレヴァークーゼンの公式Twitterも反応しており、「ドイツからクラブのすべての方へお悔やみを申し上げます」と惜別のメッセージを送っていた。

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